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派遣社員から正社員になった男の給料はどうなったのか?

派遣社員が、正社員を目指すか派遣として働き続けるかの一番の基準は、給料を含めた待遇面が良くなるかどうか?ですよね。

一般的に派遣社員は有期雇用で賞与が出ない代わりに時給が高く、正社員は時給換算で派遣に負けても、原則無期雇用で、昇給やボーナス、退職金制度などの福利厚生が充実していると言われています。

正社員は派遣社員と違って直接雇用(無期)なので、よほどの事が無い限り安心して働くことが出来ますが、待遇面が悪いとどうしても考えてしまいますよね?

この記事では、一般派遣社員、常用型派遣(正社員型派遣)、紹介予定派遣、正社員をすべて経験している僕が、当時の給料事情についてお話します。

この記事を読むことで、派遣社員から正社員になった場合のリアルな待遇面を知る事が出来て、正社員を目指すか派遣社員として働き続けるか適切な判断が出来るでしょう。

派遣時代の時給と月収は?

僕は、一般派遣社員として1社、紹介予定派遣社員として2社経験しています。

それぞれの時給と月収事情は以下の通りでした。

1社目 品質管理(医薬品) 一般派遣

時給 労働時間(日) 残業時間(月) 平均月収額(円) 平均手取り額(円)
1,500円 7時間45分 平均15時間程度 262,211円 222,046円
交通費 時間外手当 控除されない項目
その他条件 なし 1日8時間超から発生 住民税

そのため、住民税を考慮した最終的な平均手取り額は、211,914円でした。

参考として、住民税を考慮してかつ時間外手当が0円だった場合の最終的な平均手取り額は、185623円でした。

2社目 研究開発(洗浄剤) 紹介予定派遣

時給 労働時間(日) 残業時間(月) 平均月収額(円) 平均手取り額(円)
1,400円 7時間 なし 203,350円 165,116円
交通費 時間外手当 控除されない項目
その他条件 なし 1日8時間超から発生 住民税

そのため、住民税を考慮した最終的な平均手取り額は、155,417円でした。

3社目 品質管理 紹介予定派遣→正社員

3社目は、1社目と2社目とは違う派遣会社から派遣されています。

時給 労働時間(日) 残業時間(月) 平均月収額(円) 平均手取り額(円)
1,450円 8時間 なし 253,206円 221,402円

 

交通費 時間外手当 控除されない項目
その他条件 時給込 1日8時間超から発生 住民税、厚生年金、健康保険

そのため、住民税、厚生年金、健康保険を考慮した最終的な平均手取り額は、166,697円でした。

 

僕の場合、一般派遣社員と紹介予定派遣で時給に大きな違いはありませんでした。

しかし、僕が配属された部署に色々な派遣会社から派遣されている人がいて、それぞれ時給や手当、控除項目が違っていました。

そのため、派遣会社を選ぶときは複数の派遣会社に登録して就業条件をきちんと確認する必要があります。

同じ配属先でも派遣会社によって、時給や保険、年金加入、住民税の支払い、交通費支給などが違うので、安易に時給だけで派遣会社を選ばない事。

 

一般派遣と紹介予定派遣での給料は、派遣会社次第ということです。

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正社員型派遣と正社員の時給と月収は?

次に正社員型派遣社員と正社員の時給換算と月収についてお話します。

正社員型派遣

時給と手取り

僕の3年間正社員型派遣とした働いた時の基本給、昇給、時給換算、残業手当と通勤費無(実際はありました)と仮定した時の手取り額は以下の通りです。

基本給  時給換算

残業手当,通勤費無の

平均手取り額(円)

2009年度 205,000円 1,221円 169,549円
2010年度 205,000円 1,221円 157,945円
2011年度 205,000円→206,000(7月) 1,221円→1,226円(7月) 148,628円

※2009年度は半年は実家からの通勤で家賃控除は0円。

家賃補助 控除されない項目
その他条件 有(借り上げ社宅のみ会社負担家賃6割) なし

 

正社員型派遣時代の昇給はリーマンショックの影響もあったので、一概に言えませんが、昇給率は普通の正社員より少ないように思いました。

スキルがある人はまた昇給率は大きくなる事はあるようですが、大きな期待は出来ない事が分かります。

正社員型派遣時代の時給は一般派遣に比べてかなり低く、労働条件を統一して残業代、交通費を除外して比較しても、一般派遣の方に軍配があがるように思われます。

しかし、正社員型派遣は家賃保証制度があるところが多く、僕の正社員型派遣時代は家賃分を引かれての手取り額なので、家賃を考えると一般派遣よりも軍配が上がります。

正社員型派遣は一般派遣より時給は安くなるが、福利厚生、手当を考えると手取り額が少なくても正社員型派遣の方が良い。

賞与と退職金

夏賞与額 基本給〇ヶ月分(夏) 冬賞与額 基本給〇ヶ月分(冬)
2009年度 20,000円 寸志 30,000円 寸志
2010年度 100,230円 0.49ヶ月分 117,610円 0.57ヶ月分
2011年度 183,580円 0.90ヶ月分 262,825円 1.28ヶ月分
退職金 124,000円

僕が正社員でもらっている賞与と比較すると、やはり正社員型派遣の賞与は少ないです。

そのため、正社員型派遣社員と派遣先の正社員を比較すると、賞与や退職金には期待できない事が分かります。

大体、中小企業の賞与ベースより若干少ないイメージで考えると良いかもしれません。

正社員

派遣時代の3社目に行った会社で紹介予定派遣から正社員になることが出来ました。

現在、別記事で給料明細や賞与を公開しておりますので、そちらを見ていただけたら分かります。

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ここでは、派遣と比較するために、基本給と時給換算したをここで紹介します。

基本給 時給換算
2015年度 213,000円 1303円
2016年度 220,000円 1390円
2017年度 224,000円 1414円
2018年度 230,000円 1449円
2019年度 233,000円 1484円

正社員になると、昇給の力が大きく、入社して数年は一般派遣に時給換算で負けることがありますが、年数が経てば差が縮まり逆転していきます。

なにより、福利厚生や手当がつくと、最終的になります。待遇面で一般派遣社員が正社員を上回ることは難しくなっていきます。

まとめ

一般派遣、紹介予定派遣、正社員型派遣、正社員の実際の給料を公開しましたが、待遇面について最後にまとめたいと思います。

派遣と正社員の待遇について

・一般派遣と紹介予定派遣の待遇は派遣会社次第で大きく変わる。

・正社員型派遣は時給で一般派遣に負けても、手当を考えると、実質的な手取りでは勝つ

・正社員型派遣の賞与は中小企業より若干少ないイメージ

・結局、正社員が一番待遇が良い。

以上になります。